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チャトラの障害のこと

車いす生活でのテーマ

  • “障害は不便・不自由だけれど、不幸せではない!”。心からそう思える自分になること。
  • 自分を支えてくれた周りの人たちへの“感謝の気持ち”を忘れないこと。

事故にあってから、紆余曲折いろいろありました。でも今は、たとえどんなに辛く苦しい状況にあっても、「希望」を持って一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。明るい明日を信じて(^^)/

障害の状況

1992年(平成4年)冬、交通事故に遭い頸髄を損傷(6番・7番頚椎)し、車椅子の生活となりました。

両下肢は、麻痺で動きません。ただ、完全麻痺ではなく(不全麻痺)、胸から下の感覚(触った感覚や痛みなどの知覚)は、通常より弱いながらも残りました。

右手先

右手指は握力0。写真のように指は麻痺のためまっすぐ伸びた状態で、握ることはできません。親指が人差し指についていないのは、事故で転倒した際に指を取りまとめる役割をする部分が脱臼し、親指をぐっと寄せる力がなくなってしまったためではとのことです。ちなみに手術は大変難しく、仮に治しても神経が麻痺していて指が動くようになるわけではないとのことで、治療は行われませんでした。初めはかなり痛みもあり苦痛でしたが、いつの間にか痛みは感じなくなっていました。

装具(写真左)と装具を右手に装着した様子

一方、左手の人差し指も右手の指と同じような状態ですが、幸いあとの4本は運動機能が残りました。ちなみに握力は約8kgあります。なので、PCのキーボードは、スローテンポですが、打つことができます。“Ctrlキー”などを使って、同時に3個のキーを使う場合などは、作業療法士の先生に作っていただいた装具も使います。食事は、箸を使うのは難しいですが、フォークとスプーンで大丈夫です。ちなみに、カメラのシャッターも、左手で押します。(写真撮影の様子は“マイ・フォトライフ”でもご紹介します)

ところで、脊髄(頸椎)損傷といっても、ひとそれぞれ障害の程度や状態は違います。勿論、どんな障害であってもそうです。

バスケット、テニス、マラソン等々、障害者スポーツにバンバンチャレンジできる人。一人では車いすにも乗る事が出来ず、普段はベット上での生活を余儀なくされている人。

ここでお話しした事は、あくまでもチャトラ個人の状況です。その点をお含みおきいただければ幸いです。

最近気になる事

医療技術や(政策的な)医療制度の変化によって、病院での治療・入院生活、リハビリ環境が、以前と大分変ってきているようです。

私の場合、事故にあっった直後の手術・入院治療は、その病院で約3か月。その後、リハビリは、2か所で約1年間の入院でした。通算約1年3カ月ですね。

その入院期間中、同じ障害を持った友人と何人も出会いました。勿論、他の障害を持った方たちもいました。障害受容、すなわち障害を持ってしまった事を受け入れ前を向く事にとって、医療スタッフや家族のサポートはもちろん重要ですよね。しかし、今お話しした多くの友人たちとの出会い、云わば仲間とも言うべき存在が、とても大切なことではないかと思うのです。

私も、入院してすぐに出会ったA.Sさんがいてくれた事が、その後のリハビリ生活、社会復帰にあたって、とても大きな支えとなりました。

ところが、聞くところによれば、前述したような環境変化によって、最近は急性期の入院生活は、大体3カ月のみとか。その後は、リハビリも含め、自身で道を切り開くしかないケースも多いと耳にします。

なので、障害を受け入れることができないまま「さあ、これからどうしたらいいのだろう…」、そう悩むご本人やご家族・ご友人も多いのではと気になってなりません。

ちなみに私が以前から所属する「宮城県脊髄損傷者協会(全国脊髄損傷者連合会宮城支部)」では、そういった方の為に「仲間」としてサポートする「ピアサポート」に力を注ぎたいとの事。最近、役員のIさんからそんなお話を伺いました。これからは、そんな活動にも微力ながら参加していければと思っています。

まずはということで、先日、同会のHP開設のお手伝いをさせていただきました。よろしければ、是非ご覧ください。

*公式サイト:http://www.normanet.ne.jp/~miyagi/index.html

各県にも連合会各支部等があると思います。もし、皆さんのお近くに「これからどうしたら…」と悩んでいらっしゃる方がおられたら、「こんな団体があるようだよ」と、ご紹介いただければ幸いです。

それから、各自治体では、障害者支援委員や相談員がいるサポート機関、また、ピアカウンセラー(同じ障害を持つ立場から、相談者自身で悩みを解決できるよう援助する人)がいて、ピアカウンセリングを行っている機関もあると思います。各自治体の福祉担当部門に相談されるが良いと思います。

<参考>
*公益社団法人 全国脊髄損傷者連合:http://www.zensekiren.jp/

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